女性の健康 美しさをそこなう”冷えとむくみ”(五)貴方はもっと美しくなる
冷えから起こる病気
冷えとは何でしょうか? それは、体に血液が流れていない状態、流れが少なくなっている状態、流れにくくなっている状態、心臓肺が動きにくくなっている状態、血管が詰まっている状態、下肢静脈瘤や手足が冷える状態、それは、血液を押し出す心臓が弱っていたり、新鮮な空気を吸い込む肺が機能を読めていたりすることからも起ります。
体が寒いと感じたら皆さんはどうしますか? そうですね、お風呂に入りますね、足湯や腰ゆ岩盤浴や、サウナや、そして厚着をし、部屋を暖めます。しかしそれらは皆対症療法で本当の療法ではないように思います。ではどうすればいいのでしょうか? それは、体を外からではなく、内から暖めなくてはならないのです。「内から暖めると」一言で云っても世界中で探しても見つからないでしょう。
世界中、探し回っても答えがありません。防御グッズばかりに目を向けて根本的な健康法を探さなかったからです。風邪ひとつ直せない世界を作ってしまったからで、風邪は自分の体を守るひとつであり、防御態勢であることを知らなくてはなりません。求められるのは解熱剤ではなく熱を上げることにあったのです。
風邪のウイルスを外に出す咳を悪者にし、咳止めを処方されました。ウイルスを外に出すために、鼻水を出したのを止めました。真逆の事をして返って状態を悪くしてしまっていることもあることを知りましょう。風邪にかかることが「自分の体を守る防御態勢」であることを今知りましたね。
冷えとむくみは、つまりから発症しているのです。
ほとんどが神経と代謝の機能調整の不良から起こると考えられます。例えば、下肢静脈瘤は、血管内の神経の異常が原因です。誤嚥性肺炎は気管、食道の神経内の異常などの原因が考えられます。すなわち脳からの調整オーダーが整わなかったために病状が起こると考えられるのです。