大阪府岸和田市のみどり病院
当時、マキノ出版の編集部がみどり病院の院長先生に尋ねました。「どうして、オルゴール療法を採用されたのですか?」院長先生は「こんな良い物を採用しない方がおかしい」と答えられました。
院長室に近い1階の小部屋をオルゴール療法室に改造されました。テーブル形のディスクオルゴールやローズのカノン、を含むオルゴールが壁側に置かれました。いつも院長先生が同席、日本オルゴール療法研究所の 佐伯吉捷が周に一度出席してオルゴール療法が実践されることになりました。
療法室は、板の間にされて、床下から“ひびき”が身体に伝わるように改造され、お部屋が少し高くなったためにお部屋に車イスが入れるようにスロープが付けられました。入り口には、オルゴール療法の本が置かれました。
通りから5階建てのビルのみどり病院は甲板と共に良く目立ちました。毎週、車で片道1時間のみどり病院に通うようになりました。5階の広間で「オルゴールコンサートを開催しましました。50名を超える患者さんにアンティークオルゴールを聞いて頂きました。
早くからオルゴールを取り入れられて甲板にも「オルゴール療法」の名前が出たのは初めてでした。 日本オルゴール療法研究所 所長 佐伯吉捷