
“ひびき”による脳からの医療法・優れた健康法・求められる養育法
鍼灸院と共に歩むオルゴール療法”
鍼と灸には、遠い思い出があります。私は毎月のように風邪をひく弱い子でした。長男を亡くした両親に取って、次男の私が弱い子では、とても心配だったでしょう。肺門リンパ腺炎に罹り、病院の先生は勿論、薬草の匂いは1年中家の中に立ちこめ、鍼灸のさまざまの種類の先生にも、中学時代は、陰陽療法や牛乳も、山羊の乳にも、蜂の子やバッタを食べさせられました。
今の元気な姿は想像も出来ない子でした。普通のお灸や、にんにく灸にも、その他さまざまのお灸にも出会いました。熱い灸も、それほど熱くない灸の先生のところにも通いました。それは、中学生の終わりまで続きました。
中国をはじめとした鍼灸は、薬草と鍼が東洋医療の歴史にも長く、その効能は、早くから知られ、大阪で新しく、医療センターが出来た時も、西洋医学と東洋医学が占める割合が半々で建設されました。そのことを東洋医学の先生からお聴きして、時代が変わりつつ有る、西洋も東洋も協力して、患者に当たる機運を感じて喜ばしいと思いました。
いずれも、良いところを取り上げて、医療が統合され、進化すれば、新しい、より効果的な医療法の誕生が出来る、そのことを、病状で苦しんでいる為に、患者の為になる、療法が出来るのではないでしょうか? 日本オルゴール療法研究所 所長 佐伯吉捷