二十歳代の 再就職の男性を社員に引き受けました。吃音障害で 最初の言葉が 出にくい 症状を持っていました。 [私でも勤まりますか?」と問われて、「いいですよ」と返事をしました。
当時は個人事業でしたから、私と1対1の緊張させないようにして、吃音障害のあることを 殊更に意識させず、ごく普通に対応しました。
周りが 雰囲気的に 緊張させない 心遣いをしました。 オルゴールが いつも周りにある 社内の環境は オルゴール療法を意識せずに 処方できる 理想的な環境にありました。
それでも、2年近く掛かったでしょうか? 知らない間に吃音障害が消えていました。あんなに、もどかしい、意思疎通が難しい時間の掛かっていたものが、スムースに運ぶようになって、お互いに胸をなで下ろすことになりました。
そのことについては、お互いに何も意識しないようにしていましたから、そのことを話題にすることは一度もありませんでした。知らない間に治って良かった。人知れず、オルゴールの効果を感じて喜びました。 宇良田和夫さん 20歳代男性 大阪府