隔週でのオルゴール療法で難聴と肩の痛みが解消
私は3年前に突然、右耳が聞こえにくくなりました。耳の奥に空気が入っているような感じで、常にことが右腕となっているのです。
耳鼻科に行くと「こ自律神経からきている難聴」と言われ、 ステロイド剤の点滴を1週間受けましたが、はかばかしくなく、生活に支障をきたしていました。
その時に知人の紹介でオルゴール療法を知り、どんなものか体験してみることにしたのです。最初にオルゴール療法研究所を訪ねたときは、大きなオルゴールに圧倒されました。そして檜のベッドに横になり、オルゴールを聞いた途端、とても癒されて涙があふれたのです。すごい音量なのに気持ちが良くて、背中も膝も手先もじんわり暖かくなりました。
また、私は左肩が痛くて、腕が上がらない、後ろに手が回らないという状態でした。整形外科に通っても治らず、痛み止めを飲むことも多かったのです。しかし、痛いところは72弁のオルゴールを当てて聴くと、最初は飛び上がるほど痛く感じられましたが、その後は熱さを感じ、不思議と痛みが取れて行き、楽になるのです。聞き終わった後、腕が上がるようになりとても驚きました。大きな音量なのに知らないうちに眠ってしまうのも不思議でした。
2年以上の間、隔週でオルゴール療法研究所に通い続けましたが、いつの間にか、難聴も治っていて肩の痛みが消え、腕も上がるようになりました。
胸の上において聞き痛み止めが不要に
オルゴール療法研究所へは、娘と一緒に通っていました。娘はパソコンを使う仕事なので、目の疲れや肩こりがひどく、椎間板ヘルニアでしたがオルゴールを聴くことで「症状が軽くなった!」と喜んでいました。
今年はコロナの中での自粛要請で、オルゴール療法研究所に通いにくくなったため、オルゴールを購入して、自宅で毎晩聴いています。
私は胸の上にオルゴールを置いて聴くと、響きや体に伝わって、心強く感じます。オルゴール療法を続けて3年目ですが、今では痛いところがなくなり、痛み止めの薬も飲まなくなりました。手足が温かくなり、冷えを感じることもなくなり、よく眠れるようになったのも嬉しいことです。オルゴールは自律神経の乱れから来る病気に効果があると感じられました。
コロナの状況が落ち着いたら、また娘と一緒にオルゴール療法研究所に通いたいと思っています。
ストレスを緩和することで難聴や痛みが改善する
都立駒込病院脳神経外科部長 篠浦伸禎
ストレスから来る難聴の場合、視床下部の働きと関連性があります。オルゴール療法で視床下部の血流が良くなることで、ストレスが緩和され、難聴をが改善された可能性があります。また、オルゴール療法は痛みの軽減に役立ちます。痛みはストレスによって強くなる傾向があるため、オルゴール療法でリラックスすると痛みが消える事もあります。