夜中でも、眠れず疲れも取れず、頭がパンクしそうでした。
95歳になる母を一人で介護している私は、とにかくストレスと疲れが溜まっていました。夜中でも体が痒い床ずれが痛いと頻繁に起こされるので心身が常に緊張していたのでしょう。いつしか熟睡できなくなりました。
そのうち、深夜になっても眠たいという気が全く起こらなくなり、一番中テレビを見て過ごすようになったのです。
寝ないと当然疲れも取れません。気持ちもイライラして、それでも介護はせねばならず、もう頭がパンクしそうでした。書店で「脳に聞き心も体も癒されるスイスオルゴール」マキノ出版を見つけたのは昨年11月です。
睡眠薬を飲みたくなかった私は元々オルゴールの音色が好きだったことからこれで自分自然に眠れるならと飛びつきました。そして毎日家にいる間はずっとオルゴールを聴き続けたのです。
その日の夜、自然に眠けが起こったことにはびっくりしました。寝たいなと思って布団に入ると、あとはもう覚えていません。気が付いたら朝だったのです。
以前はよく見ていた夢すら見ることなく、久しぶりに熟睡していたのですが、目覚めもすっきりしていました。それからは布団に入ると自然に入眠できるようになり、短時間ながらも熟睡できるので、朝になっても疲れが残っている感覚はなくなりました。
また疲れていた脳が休まり本来の自分が取り戻せる気がします。 平常心が保てるようになり、夜中に起こされても、冷静に母の世話ができるようになりました。
何より体に元気がみなぎっていることが健康の証です。 5年前には血圧も血糖値が高く医師から「血管年齢八十歳です」と言われました。
しかし今年1月には血圧が正常値になり最高9%以上あったヘモグロビンビン a 1 c (1〜2ヶ月の血糖値がわかる数値で正常値は5.8%未満)は7.5%まで下がりました。薬は出された量の1/4だけ飲んでいます。オルゴールのおかげかもしれません。

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近頃頭が冴えているので、大好きな英語の勉強に再び精が出ています。オルゴールに出会えて本当に幸せです。 英語講師 64歳 高原ふみ