電磁波過敏症・化学物質過敏症 でお困りの方へ (3)電磁波過敏症と引っ越し
「環境の良い、素晴らしい見晴らしと、緑の多い大きな公園に接したお家に引っ越して、数年が経ちました。最近、からだの調子が悪く、朝起きられないことも多く、仕事に差し支えることが心配で、ネットでオルゴール療法を知りました」と若い女性が研究所に来られました。
これと云って、環境に不足はないと思いましたが、念のため、お住まいの住宅地図を見せて頂くことになりました。その地図には小さいながら、「変電所」の記載があったのです。
女性の多くの症状に、冷えや、耳鳴り、吐き気や、めまい、頭痛や朝が起きられない、鬱の始まりのような電磁波過敏症の症状がありました。「オルゴールで改善は出来ますが、“ひびき”の強いオルゴールか、オルゴールを聴くお時間を沢山取れるか?」どちらかと申し上げたら、引っ越しをえらばれたのです。オルゴールを選ばれてお引き取りになりました。
それから、直ぐに新しい引き越し先の住宅地図をお持ちになり、安全を確かめて、ここなら大丈夫となり、引っ越しをされました。詳しくは住宅地図で確かめることが必要でした。
東京のマンション群の一角のマンションの3階に住まわれる男性は、調子が悪く、ご紹介で研究所を訪ねられました。エレベーターのモーターも多く電磁波を出しますが、離れているからと、大丈夫そうでした。
通常、マンションには独自の変電設備があり、その変電室を管理人さんにお訪ねするように勧めました。驚いたことに、お住まいの3階のお部屋の目の前に、コンクリートで覆われた、窓のない建物が変電室だったのです。
電磁波は厚いコンクリートの壁をも通すとされています。お身体の調子が悪いのは、おそらくその変電室の電磁波はせいではないかと、引っ越しをすすめました。
少し遠い隣の県に引っ越しをされました。歩くのもままならないお身体の状態が次第に良くなっておられます。目に見えない、耳に聞こえない、
さまざまの環境悪化が医師も知らない、新しい病気を引き起こしています。